穀物が機内を循環する際に、
全ての籾に『遠赤外線』を ムラなく照射。
水分の蒸発をうながします。
放射体は、流れ板に接近し、しかも平行に長い距離で遠赤外線を照射する形状になっています。乾燥部の上部では、機内を循環する熱風の流れをさらに効率的に。新設計を行いました。 遠赤外線熱源の熱風と外気を効率良く取り込み、ミックスされた温風が機内にむらなく広がり、乾燥を促進します。穀物の隅々まで熱を伝えて、おいしい品質に仕上げます。

遠赤外線照射とミックス熱風の
ツーステップでの乾燥により、
乾燥スピードが驚くほど早くなりました。

明るく見やすい、
鮮やかな蛍光表示管の文字で
『作業操作』をサポート。
文字やグラフで各作業中の「熱風温度」「乾燥終了予測時間」「水分のばらつき」などなど、情報を刻々とお知らせします。

運転中のトラブルを未然に防ぐため、
乾燥機が750時間稼働する毎に
メンテナンスのお知らせが
表示されるようになりました。

排塵ファンからの音も静か。
排塵ファンには特殊なサイレンサーを装着。夜間でも隣近所に気を使わずに作業できます。従来機より6～8デシベルの大幅な騒音低下になりました。
（当社従来型比、実用新案）

穀物の循環音も
大変静かになりました。
昇降機及び本体上部の騒音は、防音板を組み付けました。籾は、滑り落とすようにしましたので、乾燥機の穀物の流れる音も静かです。

機体内にホコリをためない集中排塵
排風路にたまるチリを左右のスクリューで回収し、上部の配粒排塵機で機外に集中排塵します。排塵ファンからのホコリの飛散を少なくし、機体内のチリの堆積も防止します。

単粒式水分計は一粒ずつ粉砕し、
水分の平均値を求めます。
従来型に比べ、倍の測定を行い、さらに正確な水分管理ができるようになりました。また、水分測定前に取込スクリュが逆回転する「正逆転機能」を搭載。夾雑物を強制的に排出するため、測定精度がさらに向上しました。

後ろの排塵ファンの取付けも5方向に可能です。作業所のスペースも有効活用です。